薬に関して

【飲み薬】

◆ ロキソニン細粒10%

炎症を引きおこすプロスタグランジンの生合成を抑え、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げます。通常、関節リウマチ・変形性関節症ほか手術後や外傷後並びに抜歯後などの鎮痛・消炎、急性上気道炎の解熱・鎮痛に用いられます。

※今回、喉が痛くて錠剤のものは飲み込めなかったので、粉薬にしてもらいました。

 

◆ バクトラミン配合顆粒

細菌に必要な葉酸の生合成を阻害する成分と、葉酸の活性化を阻害する成分の2つの有効成分を配合することにより、相乗的に抗菌作用を示します。通常、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフスの治療に用いられます。

バクトラミン配合顆粒

 

◆ タケプロンOD錠

胃粘膜のプロトンポンプの酵素活性を阻害することによって、胃酸の分泌を抑制します。通常、胃・十二指腸潰瘍、流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症などの治療、低用量アスピリン・非ステロイド性抗炎症薬服用時における胃・十二指腸潰瘍の再発抑制に用いられます。

タケプロンOD錠

 

◆ プレドニン錠5mg

成分:プレドロニゾン
合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用のほか、広範囲にわたる代謝作用があります。通常、内科・小児科、外科など各科のさまざまな病気の治療に用いられます。ただし、病気の原因そのものを治す薬ではありません。

【副作用について】
ステロイドの副作用は、少量であればそれほど心配いりません(15mg以下)。けれど、量が多めになると、いろいろな副作用がでやすくなります(30mg以上)。
飲み始めは、いらいら感、不眠、消化不良、下痢、吐き気、食欲増進など。服用が長めになると、にきび、むくみ、生理不順、ムーンフェイス[※1]など。
そのほか、大量もしくは長期の服用においては、副腎不全、ウイルス性肝炎を含め各種感染症の誘発、血糖値の上昇、骨が弱る、胃潰瘍、気分の落ち込み、眼圧上昇、動脈硬化、血栓症などに注意が必要です。また、副腎不全の状態で、急に中止すると重い反発症状がでる危険性があります。

プレドニン

 

【点滴】


[※1]ムーンフェイス(満月様顔貌)
中心性肥満の一種で、顔や体幹などの中心部に脂肪が沈着する症状の一つ。
ステロイドの長期服用でおこる、脂肪の異常沈着。大量服用を続けるとかなりの頻度で生じます。顔がふっくらしたり、肩やおなかが太る症状です。ただ、これは減量すれば治ります。


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